ルート配送に向いているのはどんな人?
地図が読めルート編成ができる人

ルート配送は、あらかじめ決められたルートを回っていくのがメインです。ただし、やみくもに回るのは効率が悪く、燃料代と時間の無駄になります。いかに効率よく回るかというのがとても大事になり、この効率よく回るルート編成というのが、パズルをやっているようなものです。ここを回ったら次にここに行ったほうがいいと、考えるのがとても大事です。 そのためには、当然のことながら地図を読めるかどうかです。お得意様の所在地に地図で印をつけていき、全てのお得意様の所在地に印をつけ終わったら、次に印と印を線で結んでいきます。この線を引くときは、最短ルートで引いていきます。明らかな遠回りで線を結んでしまったら、効率悪く回ってしまいます。反対に最短ルートで回るように線を結べば効率よくお得意様を回れます。 ルート配送は、一日で回る件数が意外と多く、効率よく回ることが出来なければ全てのお得意様を訪問することが不可能です。効率よく回るためには、地図を正しく読める力が必然と必要となり、これが出来なければルート配送で働く事はほぼ不可能です。逆に地図を読むのが楽しくて運転するのが好きな人であれば、ルート配送は向いている仕事だといえます。
初歩的になれば挨拶が出来るかどうか
ルート配送の仕事に求められるものは、明るい笑顔で元気に挨拶が出来るかどうかです。これは、ルート配送に限らず対人間の仕事全般に問われるものですね。配送業務とはいえ、お得意様のところに行くわけなので、そのお得意様に元気に挨拶が出来なければ、お得意様からしてみれば感じが悪くなってしまい、信頼されにくいでしょう。逆に元気に挨拶が出来れば、お得意様からしてみたら感じの良い人だと思われますね。感じの良い人だと思われれば、今後の仕事はうまくいく可能性が高くなりますし、お得意様からも信頼されるでしょう。 挨拶のほかに問われるものが、きちんとした気遣いが出来るかどうかです。お得意様からしてみれば、きちんと気配りが出来た人のほうが出来ない人よりも感じが良い人と思われます。もちろん、元気よく挨拶が出来て、きちんとした気配りが出来てお得意様からの信頼も厚い人であれば、会社からも信頼されますね。 もっとも、元気よく挨拶することときちんとした気配りができるというのは、入社した時に社内研修で教えられることですので、この社内研修で教わったことをきちんとできているというのもとても大事です。初歩的なことですが、基本をきちんと守れる人でなければ務まりません。
ルート配送では、荷物の配達先をめぐる順番が決まっているので道順を覚えにくい人でもやりやすいです。ルート配送の転職の際には営業力を試されることもあります。